卵巣がんの症状・治療法のおすすめ!

卵巣がんの診断と治療法

卵巣がんの診断

1)内診     まず卵巣がんの診断として、膣・肛門に指を入れ、卵巣が腫れていないかを調べる内診 を最初に行う。 2)超音波検査     身体に超音波をあて、反射した音波の強さを画像として記録し、診断する。また、放射 線を浴びる心配がないなどのメリットがある。 3)CT検査    CTスキャンはさまざまな角度から体内の詳細な画像を撮影しコンピューターを使い、非 常に鮮明な画像を得る事ができる。リンパ節や周囲臓器への転移を調べる事ができ、  進行具合を調べるためにも重要な検査である。 4)MRI検査     MRIは磁場を使用しさまざまな角度から体内の詳細な画像を撮影する。  放射線による被曝が無く、超音波検査では見つけにくいがんもMRIで見つけられる 事 ができる。進行状況や周辺臓器との関係を把握する事ができるので、卵巣がんの手術前 の検査としては大変有効である。

卵巣がんの外科療法

卵巣がんは手術により診断が確定する。 その際、がん細胞のタイプや拡がりの程度によって、その後の治療方針が決まる。手術は転移の状態や年齢などによって異なる。

[卵巣切除術]
卵巣がん切除術には、片側の卵巣、卵管のみを切除する場合と両方の卵巣、卵管、子宮を切除する方法がある。卵巣がんは発見された時点で転移していることが少なくないため、片方の卵巣だけがんが認められたとしても転移の見落としを避けるため、通常は両方の卵巣、卵管、子宮を摘出する。

[大網切除術]
大網は胃から垂れ下がって、腹膜臓器を覆っている脂肪組織である。卵巣がんの転移が最も認められる組織で切除しても特に害が無いため、転移が認められなくても卵巣、子宮などと一緒に切除するのが一般的である。

[後腹膜リンパ節郭清]
後腹膜ろは、腹膜の後ろ側にある腹膜と背骨や背筋との間にある領域で、大動脈、下大動脈、腎臓、尿管などがある部位をさす。
この後腹膜リンパ節は転移が起こりやすい部位である為 、転移が疑われる場合は一部組織を採取しすぐに、病理検査を行う。その結果、転移が見つかれば骨盤リンパ節、大動脈リンパ節を切除する郭清を行う。

これでわかる!卵巣がん。卵巣がんの検査、手術、治療法、末期における症状など。女性の臓器に発声するがんのうち自覚症状のごく少ない卵巣ガンについての総合情報。


卵巣がんの症状・治療法Pick Up!

卵巣がんの原因

卵巣がんは他の腫瘍と同じくなぜ正常細胞ががん化するか?には答えは出ていない。

がんにかかりやすい人をハイリスクファクチャーという。一般の人では卵巣がんの危険率は1.5%すぎないが、家族性の卵巣がんがある場合は危険率が40~50%になる。しかしこれは卵巣がん全体の5%以下に過ぎない。

 卵巣がんになりやすい因子(リスクファクター)として以下の様なものがあげられる。
・40~50歳代
・35歳置以降に出産した人
・妊娠・出産の経験が無い、または少ない。
・無月経の女性
・家族に乳がんや卵巣がん、結腸がんになった人がいる
・クロミフェンのような排卵誘発剤による不妊治療を受けた事がある人
・乳がんや子宮内膜がんにかかったことがある人
・性器周辺に何年もの間、タルカムパウダーを仕様した人

卵巣がんの発生する率は年々増加している。その中でも特に都心で生活する女性に多く、ライフスタイルや食生活の欧米化が要因になっていると言われている。
卵巣がんの発生には女性ホルモンのエストロゲンが大きく関わっている。日本人が卵巣がんにかかるリスクは欧米に比べると半分以下だが、食生活の欧米化に伴い発育も体格も良くなった。それにより、初潮が早くなり、 閉経は遅くなっている。これはエストロゲンにさらされる期間がながくなったと言う事である。

卵巣がんの症状

卵巣がんの原因となる卵巣は腹部の奥にあり、体外に通じていないこと、周囲に、圧迫 されたとき症状を現すような臓器が少ない為、ほとんど自覚症状は無く、早期発見が難 しいのが現状である。 卵巣がん発病時は、下腹部にしこりを感じたり、下腹部不快感、下腹部痛、膀胱が圧迫 されて頻尿、等の症状が出る。この時、がんは腹腔内から全身に転移している。半数以 上の方が転移した状態で病院を訪れる。

卵巣がんに多い転移は腹膜播種である。卵巣がんが進行するとがん細胞が腹膜に拡がる。腹膜播種は卵巣周辺によく見られるが、卵巣から遠く離れた横隔膜にもよく見られる。 その上、進行すると腹水がたまり、横隔膜からさらに胸腔内へとがんが拡がり 胸水が 溜まる。

以下は主な症状である。しかしこの症状が出たがんは進行している。
・腹部痛   
・食欲減退   
・腹水による腹部の腫れ  
・ガスが溜まる 
・頻尿  
・吐き気・嘔吐   
・息切れ

卵巣がんの種類と特徴について

卵巣がんは、自覚症状が現れにくいがんとして知られており、異常に気づいて病院に行ったときにはすでに転移が広がっていた――ということが少なくないという。


卵巣がんで最も多いのは、卵巣表皮にできる上皮性卵巣がんで、卵巣がんのおよそ9割を占めている。


次に多いのが、卵巣胚細胞腫瘍で、これは卵巣の中の“卵子のもと”である胚細胞にがんができるというもの。


卵巣胚細胞腫瘍は、10~20歳代の若い女性に多く、卵巣の片側のみに見つかる場合がほとんどである。


ところで、卵巣がんは、自分の家系に卵巣がんの人がいる場合、その人も卵巣がんにかかるリスクが高くなることが知られている。


卵巣がんの早期発見のためには、定期的な検診が不可欠。卵巣がん検診は超音波検査で行い、卵巣に異常が認められた場合は血液で腫瘍マーカーを調べる。


最低2年に1回は卵巣がんの検診を受けることが望ましいといわれている。

卵巣がんの診断と治療について

卵巣がんは他のがんと異なり、詳細な診断のために開腹手術が行われる。


これは“ステージング手術”と呼ばれ、この手術によってがんが良性か悪性か、またどれくらい広がっているかを知ることができる。


卵巣がんの治療は、手術によってがんを取り除き、それに抗がん剤を併用するという方法が一般的。


卵巣がんは、抗がん剤がよく効くがんの一つで、特に“シスプラチン”と呼ばれる抗がん剤がよく用いられる。


抗がん剤は、手術で取りきれなかったがんを治療するために、手術後に投与されることが多かったのだが、最近では、手術前にあらかじめ抗がん剤を投与し、がんを小さくしてから手術する――という方法もとられるようになっている。


なお、放射線治療は、卵巣がんにはあまり有効ではない。

【あくだまきん】

大腸菌やウェルシュ菌、ブドウ球菌など、体に悪い影響を及ぼすと考えられている腸内細菌。腸の中が悪玉菌優勢の状態になると、腸内の腐敗が進み、アンモニアやインドールなどの有害物質が生産される。便秘や下痢になりやすい、免疫力が低下して感染症を引き起こしやすいほか、大腸がんなどにもかかりやすくなると言われている。ただし、まったくないほうがよいというものでもなく、大切なのは善玉菌とのバランス。

[健康関連用語辞典]

【あおじる】

緑黄色野菜をすりつぶした搾り汁のこと。ケール(キャベツやブロッコリーの原種)や大麦若葉、モロヘイヤ、桑の葉などを原料として使うことが多い。一般の野菜ジュースよりもビタミン・ミネラル類が豊富。特にβ-カロテンを多く含むため、ビタミンAの効力が存分に発揮され、活性酸素の抑制、視力の回復や向上、呼吸器や消化器などの粘膜の強化などの効果が期待できる。抵抗力アップや風邪予防などに効くビタミンCも豊富。そのほか、整腸作用に優れた食物繊維、増血や血栓予防効果があるといわれる葉緑素なども豊富。

[健康関連用語辞典]


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